恵比寿の過ごし方

夜景、ショッピング、音楽…。夕暮れからの恵比寿ガーデンプレイスの魅力。

重厚感のある建物や開放感あふれる広場、美しく手入れされた植栽など、都心にいながらにして、ゆったりとした気持ちになれる恵比寿ガーデンプレイス。

日が落ちはじめると昼間とはまた違う表情を見せ、大人っぽい雰囲気に包まれる。今回は、新たな魅力に触れることができる、夕暮れから夜にかけてのおすすめコースを紹介しよう。

インテリアショップ「TODAY’S SPECIAL」

日常を彩る生活用品から、大切な人へのプレゼント、自分へのご褒美にぴったりな商品までそろう「TODAY’S SPECIAL」。

ずっと居ても飽きることのない、センスのいいインテリアショップは待ち合わせにうってつけ。「TODAY’S SPECIAL(トゥデイズスペシャル)」は器、観葉植物、生活雑貨、食品、衣類など幅広い品ぞろえで、お気に入りのものが必ず見つかる。

観葉植物や多肉植物のラインナップも充実。

観葉植物や多肉植物は、手入れしやすく人気のサボテンやガジュマルといったおなじみのものをはじめ、オーストラリアビーンズなどの珍しい品種も。手のひらにのるほどの小さなものから、どっしりとした鉢に植えられたものまで豊富な種類が並ぶ。

置き場所や手入れの方法についてわからないことがあれば、迷わずスタッフへ。植物に適した置き場所やコーディネートしやすい組み合わせなど、具体的で親切なアドバイスを受けることができるので、自宅での飾り方をイメージしやすい。

落ち着いた雰囲気の、ニュアンスのある色合いの切り花が並ぶ。

切り花のセレクトは大人っぽい雰囲気の色合いのものをラインナップ。すぐに飾れるよう、花に合わせた花器を一緒に買うこともできる。

音楽と美食に浸ることができる「BLUE NOTE PLACE」

旧「ビヤステーション恵比寿」跡地に2022年12月オープンした「BLUE NOTE PLACE」。

ショッピングの次は、「BLUE NOTE PLACE(ブルーノート・プレイス)」へ。ニューヨークの名門ジャズクラブの系列、東京・南青山「BLUE NOTE TOKYO」の姉妹店で、恵比寿ガーデンプレイスに2022年12月にオープン。赤いレンガ、オレンジ色の灯り、「BNP」のロゴが美しく調和し、重厚感が漂う。

JR恵比寿駅から動く歩道「恵比寿スカイウォーク」を抜けて恵比寿ガーデンプレイスに到着すると、最初に目に飛び込んでくる建物。ランチやカフェでの利用もできる。

南青山の「BLUE NOTE TOKYO」は国内外の一流アーティストの出演が多い一方、ここ「BLUE NOTE PLACE」は、若手アーティストを中心に、ジャズ、R&B、ワールドミュージックなど多彩なジャンルのライブを楽しめるのが特徴だ。ステージを360°どの方向からも鑑賞できる大空間で、座る場所によって雰囲気が変わるため、何度訪れても新しい発見がある。


基本的に夜の時間帯は18時に開場し、19時から公演がスタート。ライブやDJの演奏が始まるまではグラスを傾け、語らいながら、吹き抜け二階建てのゆったりとした空間を堪能したい。

二階からの、ライブ会場全体を望める眺めも壮観。二階には「BACH(バッハ)」のブックディレクター・幅允孝氏が選書したブックライブラリーもあり、ライブ開始までの時間に訪れたい。

「モダンアメリカン」をテーマにしたフードメニューは、こだわりの生産者による食材を使用。ジャズ発祥の地、アメリカ・ルイジアナ州ニューオーリンズの名物料理「シーフードガンボスープ」や、ロサンゼルス発の新感覚ラーメンなど、ユニークなメニューは選ぶ時間も楽しい。

ドリンクは、ビールやカクテル、ウィスキーから、日本酒もそろい、お酒好きにはたまらない。その日の公演アーティストにちなんだスペシャル・カクテルも必見。ソフトドリンク類やノンアルコールビールもあり、シチュエーションや一緒に訪れる人に合わせてチョイスできる。

オープンキッチンの様子も高揚感を演出。料理はアラカルトでも注文でき、コース料理やドリンクメニューも。

また、ファミリー・フレンドリー・デイも不定期で実施され、通常、ディナータイムは10歳未満の入場を制限しているところ、子ども連れで利用でき、家族でライブ&ディナーを楽しめる(実施日はオフィシャルサイトで確認を)。さらに10歳未満の場合はテーブルチャージ1,100円(税込)が無料なのもうれしい。

夜の大パノラマを「SKY LOUNGE」から

無料で利用できる展望スペース「SKY LOUNGE」へは、エレベーターで恵比寿ガーデンプレイス38階へ。23時30分までオープンしているので、ショッピングやライブのあとに、ゆっくり訪れることができる。“Think the world”をテーマにした、美食を提供する店舗が集まる「TOP of YEBISU」も、同じく38階と、39階で展開。

恵比寿ガーデンプレイス、夜の散歩の締めくくりに訪れたいのが38階の展望スペース「SKY LOUNGE(スカイラウンジ)」。23時30分まで無料で入場でき、東京タワーやレインボーブリッジなど、東京の名所をのんびりと見渡せるスポットとして、デートコースとしても人気。

恵比寿ガーデンプレイスから望める夜景。

観光で訪れる人はもちろん、生活を東京で過ごす人も、暗闇に光がきらめく情景に、とっておきの体験が得られるだろう。仕事帰りに、休日に、恵比寿ガーデンプレイスの「夜散歩」で非日常の時間をぜひ味わってみて。

photo: genki/PIXTA (リード画像)
本記事は2024年1月17日に公開されたものを一部書き換え、2024年11月12日に再公開しています。

SHOP INFO

TODAY'S SPECIAL [ インテリア・生活雑貨 ]

センタープラザ B1

恵比寿で働く人、暮らす人、集う人の日常のそばにある「食とくらしの商店」。系列店舗のなかでも、特に広々とした恵比寿店は観葉植物、多肉植物、切り花などグリーンが充実。食材や日用品などもそろい、おしゃれで気の利いたセレクトで、新しく何か楽しいことを始めるきっかけが得られる。

店舗詳細: https://bit.ly/40TJnvU

ブルーノート・プレイス [ ダイニング ]

ブルーノート・プレイス 1F

吹き抜け二階建ての開放感溢れる上質な空間で、ランチ、カフェ、ディナー、バーと一日を通して優雅な時間を過ごせる。ディナータイムはライブやDJ演奏を、「モダンアメリカン」をテーマにした良質な素材の料理とともに楽しめる。スタンドコーナーではテイクアウトメニューの販売も。スペシャルなアーティストを迎えた特別公演や、子ども連れにもうれしい「ファミリー・フレンドリー・デイ」も不定期で開催。公演情報はオフィシャルサイトやSNSでチェックを。

店舗詳細: https://bit.ly/4hY6s6J

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